ゑんぷの空虚

支離が滅裂

大人

そろそろ

10代のこの水色の憂いも

憧れに変わってしまうのだな

 

強制的に手放すことになるし

これ以降どんなに努力しても手に入らない

 

私にとって危うさが付加価値となっていたなら、これからどんな大人になったら魅力的だろう

 

私は幼い頃からずっと頻繁に大人になることを考えていた。

なりたいとかなりたくない、とかではなくて、自分が大人として生きていることが想像出来ないと強く感じていた。

多分、私の中の大人のハードルはあり得ないほど高いのだと思う。

大人は泣かない

大人は怒らない

大人は強い

大人は正しい

そうでなければならないと思いすぎていると今では思う。

 

今も理想の大人像はそう変わらない。

だけど、今は大人だって同じ生き物だと感じられる。

今の私のように大人だって悲しんだり喜んだりする。

 

幼い頃、信じられないと思っていた20歳に私もなるんだよ。

なるべく、私の思う大人に私はなるよ…