ゑんぷの空虚

支離が滅裂

2022-01-01から1年間の記事一覧

下書きより愛をこめて

眠りにつくまで、また、脈絡の無い言葉を吐き続ける。排泄に近いこの習慣が、私を私たらしめる。生きていく。私にとっては容易いことではない。まともがわからない。どうせ死んでしまうなら、私は私を貫くことが1番たいせつなのかもね。忘れていたことがあっ…

贖罪

私にとっての幸せは単なる幸せだけではなかったな。手放しに幸せを喜んでいい人間じゃなかったね。私みたいな人間が幸せになる覚悟、それは生半可な気持ちではならないね。むしろ修羅の道と言えよう。自由が自由ではないように、幸せも幸せじゃない。罪滅ぼ…

苦言

やっぱり痛みは昨日の私と今日の私をつなぎ止める唯一の証拠だ。悪いことばかりではないよ。私は何ひとつ忘れたくないのだ。大事にしたいと思った気持ちが、くだらない日々に淘汰されていくのが死ぬほど嫌だ。だから、守れなかったと嘆く日は未来永劫訪れさ…

ひとりでに

こんな気持ちになるのは久しぶりだね。何も無い時間がただ流れて、それが緩やかに死に向かっていると確信する。自然発生みたいに湧きあがった不安に頭は満たされる。今までだってこういう夜が何千回とあって、慣れていると自負していても苦しいものだな。こ…

止まない独り言

朝仕事へ向かう。晴天の中、きれいな音楽を聴いて、日々の幸せに胸がいっぱいになる時、私はこのまま車を突っ込んでしまいたくなる。失う恐怖と手に余る幸せに身体が耐えきれなくなってしまう。そういう想像が頭に浮かぶ。壊れることばかり想起してしまうこ…

慢性不安症

時々言いようのない不安に襲われることがある。大したことではない。それはそっと、私の後頭部の辺りに黒く張り付いている。こうなると、手も足も出ない。秒針がくるくる回るのを見つめたり、ろうそくの火が揺れるのを観察するほかない。不快感と心地良さが…

独白

数ヶ月の時を挟んで同じ場所で同じシチュエーションを迎える時、無意識にその差異を感じる。変化にどう思うだろう?この数ヶ月で失ったもののことに思いを馳せるのか、其れとも手に入れたもののことを愛でるのか。悪くはないなあ、と常に思いたい。悲しいば…

It's okey.

破滅的な休日に終わりを告げ、独りになったとき、醒めた頭に浮かぶことこそが私の中のたった一つの真実になる。自分で蒔いた種には自分で落とし前をつける。守る覚悟だとか筋を通すことだとか、そういうものが私を真っ直ぐ立たせている。無秩序な生活の中で…

忘れもの

変化の過程で起こる歪みは、自覚しづらい。前向きな変化ですら、案外負荷になっているのかもね。めちゃくちゃで脈絡の無い生活は、飛ぶほどアドレナリン出る。明るい方へ歩いているのか?破滅的な週末は、自分のバランスを保つ為の処世術か。おかしいのが私…

じぶんへ

この身体とも24年目の付き合いになる。今日は少し先のことや昔のこと、要するに今以外のいつかのことを考えていた。いつか付いた身体の傷跡を触って、懐かしい気持ちになった。いつまでも続く地獄の中で、ひたすらに絶望していたな。きっと地獄は死ぬまで続…

Take it easy

こうなったら宇宙のことを考えるしかない。 ほとんど何も考えていないに等しいところまで私を連れて行ってほしい。怖い感じが頭の隅に張り付いて、気づいたらまた、指先を壊している。嫌だ、もうどの頃の私にも戻りたくはない。正しいことより楽しいことを。…

6.11

その瞬間にしか残せない言葉を残したいと、はじめたこのブログ。稀有な状況でログを残すことも少なくないです。気持ちが新鮮なうちに、と。世の中の大抵の台詞が恥ずかしくて言えない私には、何か契機が、トリガーが欲しいみたい。他人の素直な気持ちに救わ…

夢をみた

我慢の多い人生です。意地や我慢がわりと無意味なことだと大人になって気づいた。忍耐や悲壮、憂鬱、それはうつくしいけれど、無意味だからうつくしかった。 たのしい夢を見た。 目が覚めれば私はたちまち不安になる。現実とのギャップに苛まれるだろう。 脈…

何も言わない

言葉の要らない空間に勝るものは無いが、あえて言葉にすることを選び続けた私は、どうも言葉を馬鹿にはできない。やり場のない気持ちや、例えようのない感情は、形が無いから不安になる。言葉にすれば、たちまち輪郭を持ち、私たちは安心するだろう。ただ、…

week(end)

休日 流れる時間に身を任せて、思うままに言葉にする。丁寧な暮らしは出来なくとも、丁寧に言葉にすることは出来る。思いがけずに与えられた時間で、本を読んだり、映画を見たり、ギターを弾いて歌を歌ってみたりする。 平日 素敵な週末を抱きしめて、月曜日…

0:54

こういう時、私はどうやってどこに吐き出せばいいのか分からなくなってしまった。私にはコレがあるから大丈夫。の、"コレ"も"大丈夫"もない。力になりたい人がいるのにこれじゃあまるでお荷物だ。何回こんな気持ちを繰り返す?学習しろ。人を支えられないの…

7月7日

七夕の願い事が叶ったことがある。大それた願いではなく、それは14才らしい「好きな人と付き合えますように」というものだった。その晩晴れて好きな人と付き合った。でも中学生の付き合いは子どもの恋愛で、わりとすぐにフラれてしまった。 七夕に限らず、こ…

生活のリズム

無駄と思われることに時間をかけていきたい。私は何をするのも遅くて、例えば出かけるまでの支度や1人での買い物…こんなんでは人生が終わってしまう!と何度思ったことか分からない。ただその分人より多くの事に気づいてきた、と最近は捉えている。自分が心…

会話

23年間精神的引きこもりをやってきてしまったことを反省した私は、今年の抱負に色んな人と話すという小学生みたいな目標を掲げていた。 ライブの打ち上げで、今日の打ち上げは難しいなあ……と思いながら、隅で飲酒と喫煙を繰り返すだけのどうしようもない時間…

ゆくさき

今年で24歳、小学生の頃プロフィール帳に書いた"けっこんしたいねんれい"は過ぎてバンドをしている。周りのバンドが着実に駒を進める中、あまりにも自己中心的な曲を書き続ける自分。売れないことに沈む日が来るとは思わなかった。ずっと自分の音楽は大事に…

そろそろ

同じ曲を狂った様に聴くのは、同じシーンを何度も再生して、うれしかった言葉を反芻する様なもの。今が良ければ後はどうでもいいって思わせて。自分がどんな人だったか忘れてしまう程だよ。作りかけていた曲、詞を振り返って読むと、今作らなければならない…

生まれ変わり

自分でもわかる。自分の中の何かが変わっていくのが。細胞のターンオーバーの様に、古い思考が淘汰されて、芽生えゆく価値観で満たされていくのが。どれも間違ってはいなかった。10年前の私も、1年前の私も。物事の不可逆性に惹かれるところがあったが、それ…

久しぶりにした。

久しぶりに絵を描いた。 鉛筆のにおいをとらえると、たちまち一日中鉛筆を握っていた日々のことを思い出した。そしてルドンみたいな絵を描いた。黒って200色あんねんて、と頭の中のアンミカが呟く。嘘。デッサンは特別好きではなかったけど、4Hから10Bまで色…

時代遅れな孤独

選んだ孤独とそうでない孤独は全く違う 孤独こそ創作のエネルギーと信じてやってきたが、時代はそうではないらしい 景気は悪く、決して明るくないこの時代に、わざわざ孤独になって作るものが必要とされるのか こんな生き方絶対良くない 求められないのにつ…

正気の沙汰

ただ、寄り添ってくれる人が大人になると居なくなっていった。各々の忙しさで、他人に意識を向けることが難しくなる。自分のことを考える時間すら無い。本当に辛いとき、頼る人が誰もいないことに気づく。何度も同じことを繰り返しているため、そんなことに…

死んでいく

不器用すぎるあなたの愛。痛みを伴い得たものしか信じることが出来ないの?私は天使でもないけど、悪魔でも馬鹿でもないよ。あなたが私に触れる度増える傷のことを私はどう思っていたのかな?今になって何も考えないふりをしていたんじゃないかとガッカリす…