ゑんぷの空虚

支離が滅裂

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煙が服の上を滑り落ちるとき

これは非常に絶妙な気持ちになるものです

僕は刹那を感じました

もう何処にも戻ることは出来ないという

覚悟みたいなものがふわっと舞っていました

穏やかである

これ以上に恐ろしいものはありません

これは色んなものをはらんでいる

何も知らないのは私ばかりとすら思う

でも、しばらく馬鹿で居させて