ゑんぷの空虚

支離が滅裂

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精神と身体は全く異なるものだと、強く思い込むことが今私を生かす思想だ。私の身体はただのパッケージ。そこに愛着や可哀想だとかそんなものは存在しない。私の身体は私の所有物であるが、私本体では無い…。私の生活では身体に感情移入すると受け入れ難いことが沢山ある。生きていくにはこう言った思想で鎧を作るしかないのだ。実態に拘る必要は無い、真実など無い、あるのは記録だけ…。何処にも行けない私は何処でも生きていける。身体に囚われるから苦しいのだ。精神は遍在する。私は何処にもいないし何処にでもいる。これが私の理想。痛みで体を繋ぎ止めようとしてもいつかは限界が来る。早くこんな着ぐるみ捨てて行きたいよ。こんなものを意識するから私たちは何処にも行けない、ってだけ。