ゑんぷの空虚

支離が滅裂

慢性不安症

時々言いようのない不安に襲われることがある。大したことではない。それはそっと、私の後頭部の辺りに黒く張り付いている。こうなると、手も足も出ない。秒針がくるくる回るのを見つめたり、ろうそくの火が揺れるのを観察するほかない。不快感と心地良さが共存している。本当は、弱音を吐きたい人がいる。いつから私はこうだ。どうやって人に甘えていいのかわからない。