ゑんぷの空虚

支離が滅裂

そらをとんでもみえぬもの

うちゅうのさかな、およいださきのらくえんで、からだをいやす、たびのとちゅう。たのしいはなしをしてみれば、いつかはおわる、ゆめのよう。のらりくらりといきぬいて、そのてのひらをさがしてる。あしたはあるかときかれれば、つまらぬことをとわらうだろう。いみなどもたぬ、ごぜんにじ、とおりすぎればゆめうつつ。みちのとちゅうでたちどまる、ちいさなはなが、みたかった。あのこうえんをあるくとき、きっとわたしはうえをむく。はだかでうみをおよいだら、あおになれるか、いのるかな。かみさまみたいとほほえんで、のぞんださきの、はるがくる。いつかはおわるこのなつも、このさききっと、いみをもつ。