ゑんぷの空虚

支離が滅裂

嫌なやつ

誰かに甘えたかった、思いっきり泣きつきたかった。弱音を吐いてみようと試みるも、途中で情けなくなって自虐してしまう。こんな私は求められていないということに気づいてしまう。ずっと孤独からひたすらに逃げ続ける人生だった。それなのに、まだ、1人だ。結局25年間ずっとこうだね。私はね、今まで痛みは分け合えばいいと思ってきた。あなたが痛いと思うなら私も一緒に痛い思いをすればいいと思ってきた。でも違った。私の痛みは誰も欲しくない。当たり前じゃないか。どこまで頭が悪いんだろうね。あなたが嫌うこと、世間が嫌うことが分かる。私の中に嫌いがいっぱいあるんだろうね。そんな自分のことが許せないんだよ。自由でありたいと願う自分に反して、自分を捻じ曲げて他人に好かれようと必死になる自分がいるんだよ。こういう拡大解釈も嫌いだよね。分かるよ。今こうやって独り言を呟いている時でさえ気にしている。ここだけ、ここだけは本当に許してほしい。ここが無くなったらとうとう死んでしまうしかないんだよ。だってこうやってたまにくる波とどう付き合えばいいか分からないから。いまだにね。