ゑんぷの空虚

支離が滅裂

もう大丈夫

誰かのことじゃなくて自分の話をする。今まで一切の成功経験(と思い切れるもの)が無いまま、自分の中の卑屈さやネガティブな感情を原動力としてバンド活動をしていた。全く自信がないままここまでやってこられたのは1人じゃなかったからだと思う。私を信じてくれる人がいるということがどれだけ有難いことなのかよく分かった。失敗したことに対する必要以上に大きな恐怖も和らいだ。今まで失敗したら明るく振る舞ってはならない、ずっとずっと反省し、その色を示さなければならないとばかり思っていた。人と普通に話すことも許されないとも。失敗は私にとって最大の恐怖だった。だから、自分が明らかに変わったというのは自分が1番分かるんだ。常に自信なく、失敗に恐れ戦き、また落ち込む、そういう人生を送ってきた。ちょっとでも自分を諦めきれない気持ちがあってよかった。昨日ばかりはそう思った。はじめての音楽での成功体験。頑張った分だけ返ってくるという単純なことがどういうことなのかやっと分かったんだ。私は今まで小さな傷に足を掬われていた。何が大事で何を割り切ったらいいのか、自分で考えられるようになった。失敗はただの反省材料にすぎない、怯え続けることなかったんだ。私にはちゃんと味方になってくれる人がいました。