ゑんぷの空虚

支離が滅裂

よるの綱渡り

このまま自分でもわからないところに歩いてゆく。夜は静かで良い。今まで気づかなかった自販機に気づく。今まで気づかなかった自分の気持ちに気づく、あなたの気持ちに気づく。夜は静かで良い。それはほとんど知らなくても不便のないこと。でもね、私は何においても気づかなかったと嘆きたくないから、いつも静かな夜に考える。無駄なことばかりしたい。もう、誰に謝ればいいのかわからないね。でも私はこうやって、今みたいに、夜道を散歩する様に、生きたいのかも。寂しくても、誰にも頼れなくても、それはあなたの選んだ自由でしょう。寒くても暗くても、好きに歩けばいい。あさが来た時、誰かのためにできることをやればいい。結局帰ってくるのはここなんだから。私は対価としての孤独を負う。責任なのかな。ただ、あなただけ寂しくないように。