ゑんぷの空虚

支離が滅裂

予防線としての自嘲

自分でも頻繁に自分のことが分からなくなる。自分を理解したり受け入れたりすることに今まで多くの時間や労力を割いてきた自負がある。それなのにだ。私は本当にムラの多い人間で、明るくて暗くて、1人が好きで寂しがり屋で、怠惰で真面目で、自分のことは大嫌いで大好きだ。どれも私で間違いはないのだと思う、だけど私は知っているのだ。自分が天使でも女神でもない、義務教育程度の道徳を最低限持ち合わせているだけのただのゴミ人間だと。自嘲癖のある人はプライドが高いだとか。こんな私にも他人に傷つけられるより先に守りたいプライドがあったんだな。いや、違うんです。そんなことないよって、あなたはそんな人じゃないって言われたいわけじゃないんです。私の言ってるわがままは、ただあなたにだけは私の残酷なところを見せたくない、それだけです。つらいのはいつも私だけでいい。何故なら自業自得だから。