23年間精神的引きこもりをやってきてしまったことを反省した私は、今年の抱負に色んな人と話すという小学生みたいな目標を掲げていた。
ライブの打ち上げで、今日の打ち上げは難しいなあ……と思いながら、隅で飲酒と喫煙を繰り返すだけのどうしようもない時間を過ごすこともあったが、今年の上半期が終わって発見も少なからずあった。全くちがう人生を送ってきた人の話は面白い。どう考えても失礼だけど異文化交流活動だと思った。話せば話すほどどれだけ自分がズレてるかが解る。偏っているのは知っていたから、だからどうってことはないけれど、相手のフィールドでどう振る舞うのか。無知なフリをするか、完全に相手に合わせるか、相手と自分が少しでも重なる話題に持ってくのか。人によって無意識に選んでいる。結局無知なフリが1番楽だ。会話は闘いだ…。疲れてしまったらまた一人の国に帰る。それでも誰かと話したいと思うものだね。本当に、面倒くさいったらありゃしない。
