ゑんぷの空虚

支離が滅裂

贖罪

私にとっての幸せは単なる幸せだけではなかったな。手放しに幸せを喜んでいい人間じゃなかったね。私みたいな人間が幸せになる覚悟、それは生半可な気持ちではならないね。むしろ修羅の道と言えよう。自由が自由ではないように、幸せも幸せじゃない。罪滅ぼしの様に生きていかなければならないね。せめて、せめて、この地上でたった1人天使みたいなひとを私は全てから守りたい。いつもそうだ、私はあなたを通して私を見ている。いつも耳元で囁くのだ、お前はどうする?と。