ゑんぷの空虚

支離が滅裂

寝人に口無し

小さな歪みは時間をかけて育っていく。私の弱さを養分に。心が不安で満たされて、息が浅くなる時、私は誰に逢えばいいのか分かりません。弱った姿を見せられる人。思いついても逢えないのです。普通なら、こんな気分の時には大人しく眠るのがいいらしいけれど、眠れないのです。私の課題は、弱さよりも先に睡眠にあるのかもしれない。面倒な人だと思われないように、出来れば合わせてあげたいことも、心が邪魔して上手くできないのです。大事な選択、急いではならないけど、私には現状が耐え難い。それだけです。今すぐに何も出来ないなら、この悩み過ぎる頭を鎮めるために、上手く眠れるようになりたい。私が起きていてかける迷惑が減るならば、毒だって飲んでいいと思う。いいや、今はただ自分がつらいから、意識があるのがつらいから、眠っていたいと願うだけだ。